首下がり症候群は全身を整えることをおすすめします。
加齢による筋力低下や筋肉の硬直、関節の硬直、背骨のゆがみなどで首から背中が固まってしまいます。そうすると仰向けで寝ると頭が床につきません。これでは呼吸も浅くなります。免疫力や抵抗力も落ちます。なにより手を上にあげるのも難しいです。日常生活が快適にできなくなります。
老化なのである程度は仕方がないです。が、ある程度は改善できます。
筋肉の硬直や関節の硬直が原因でゆがんだ背骨ならば筋肉をほぐし関節の可動域を広げてあげれば背骨はのびてきます。
それは首や肩だけほぐしても効果は少ないです。腰や股関節、膝関節などすべての関節の可動域を広げていくことが大切です。
全身の固くなった筋肉と関節をほぐしていくと手だけで手があがります。(上半身で手をあげる高齢者が多いです)背骨がのびると呼吸もしやすくなるし飲み込みも楽になります。元気な生活が送れます。
ここまでは高齢者のお話でしたが、最近は若い方も予備軍が多いです。スマホの時代なので仕方ないのでしょうか?若い方も首下がりで背面が固い方増えてます。
朝起きてスマホのチェック。通勤はスマホ見ながら。会社はパソコン。家に帰ってスマホ。ほぼ斜め下向き生活です。首下がった生活になってます。
日常を少し変えてみませんか?
朝スマホのチェック前に大きく伸びを数回してスマホのチェックが終わったら深呼吸を数回しましょう。
電車の中は中刷り広告などを見て斜め上の視線をしましょう。
家に帰ったら体をひねったりして動かしましょう。
日々の生活の中で少し工夫するだけもいいと思います。
医療の進化で長生きはできます。それならば体と心は元気にしていきましょう。